福山哲郎幹事長と山本和嘉子衆院議員は10日、豪雨により被災した京都府北部地域(福知山市、綾部市、舞鶴市)の視察を行いました。視察では、清掃を行っていた自営業の方をはじめ、一般家庭、各自治体の市長など、忙しい中、時間をいただき話をうかがいました。

【福知山市】
 大江町は人の身長以上の浸水があった地域で、市役所の大江支所の1階も水に浸かり使えなくなっていました。この地域はここ15年で5回も浸水。築堤が出来ていますが、内水を逃す抜本的な対策が必要とのこと。大江支所長や住民の方、また夜久野町支所から話をうかがいました。
 また、大橋市長から被災状況の報告を受けました。1年間に2度目の水害で、由良川の水位が上がらないようにするための対策、廃棄物処理、大雨で天然ダムができたため避難勧告を出している地域があり、今後の対応について国交省の知見を借りたい等の話をうかがいました。福山幹事長は「他にも課題が山積しており、市・府・国連携の一層の強化が求められる」と語りました。

【綾部市】
 綾部市は土砂災害で3名の方が亡くなられています。土砂災害のあった現場に向かうと、民家の中まで土砂が流れ込んでいました。周辺も行き止まりになっており、通行止めでした。
 山崎市長から直接被災状況をうかがうと、綾部市では災害による人的被害も自衛隊派遣要請も初めての事態とのことでした。

 視察にあたり、福知山市では、大橋一夫市長、野田勝康、塩見聡両市議会議員。綾部市では、山崎善也市長、山﨑清吾副市長、片岡英晃市議会議員など党派を超えて、またそれぞれの市役所の職員に協力いただきました。

(この記事は、福山幹事長のSNSの投稿を元に構成しています)