党政調審議会は21日、第24回会合を国会内で開催し、立憲民主党議員立法「児童相談所強化緊急法案(仮称)」(下記PDF参照)を了承しました(上記画像は、子ども虐待防止オレンジリボン運動の公式ポスター)。
同法案は、痛ましい児童虐待事件を防ぎ、迅速に対応できるよう、政府の「児童相談所強化プラン」を前倒し実現するもの。(1)児童相談所における児童福祉士を現在よりも1200人程度増員する(2)国や地方公共団体の努力義務である、関係省庁相互間や関係機関、民間団体の間の連携の強化について、「児童相談所、家庭裁判所、警察、医療機関」などを追加し関係機関の連携を強化する(3)非正規職員の正規職員への転換等、児童相談所の体制の整備に対し国が行う支援の在り方を検討し、必要な措置を講ずる――が主な柱です。
子ども・子育てプロジェクトチーム座長の阿部知子衆院議員は、「今後、他党にも呼びかけ、早急な成立を目指し、一刻も早く児童相談所の体制を強化したい」と意気込みを語りました。