28日午後、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合（市民連合）は議員会館で野党幹部との懇談会を開催し、野党4党1会派の幹事長らが参加して意見交換を行いました。

　市民連合と野党各党の懇談会は今国会で初。2017年12月7日以来6カ月ぶりの開催となりました。市民連合からは、立憲デモクラシー、安保関連法制に反対する学者の会、安保関連法制に反対するママの会、戦争させない・9条壊すな！総がかり行動実行委員会などの市民が参加しました。立憲民主党からは福山哲郎幹事長と横光克彦常任幹事会議長が、日本共産党、自由党、社会民主党、無所属の会からは幹事長らが出席し、国会状況や新潟県知事選挙や2019年の参院選挙などについて意見交換を行いました。

　福山幹事長は「この懇談会が市民と国会をつなぐ大きな役割を果たしている。参加いただいた皆さんに心から感謝したい。国会では、言ってない・指示してないと嘘をつき続ける政府に対して、当たり前の政治を取り戻すために、野党が協力して論戦に挑んでいる。新潟県知事選では全野党が協力して戦っており、その勝利にむけて市民連合の皆さんの一層の協力をお願いしたい」と挨拶しました。