2018年5月22日
高度プロフェッショナル制度・裁量労働制拡大はいらない!日比谷野音集会2018 国会請願デモ
22日夕、日比谷野外音楽堂で高度プロフェッショナル制度・裁量労働制拡大に反対する集会が開催され、立憲民主党からは衆院厚生労働委員会の尾辻かな子副幹事長と初鹿明博衆院議員が参加しました。日本労働弁護団が呼びかけた集会には、野党5党(立憲民主、国民民主、共産、自由、社民)の国会議員をはじめ労働組合の各ナショナルセンター(全国中央組織)代表者や過労死を考える家族の会など、働く人が大切にされる社会を求める幅広い市民が参加しました。
尾辻副幹事長は「働き方改革法案のもとになったデータはでたらめ。レストランで出された料理の2割が腐っていたら、料理全部を取り換えてと言うでしょ。2割だけ捨てて残りは大丈夫といって食べますか。間違ったデーダで作った法案は、出し直すか、裁量労働制と同じ高度プロフェッショナル制度を除くしかない。今日参考人から意見を聞いて、明日は審議を打ち切って強行採決することなど許せない」と訴えました。
集会後は日比谷公園から衆議院・参議院への国会請願デモが行われ、野党5党の国会議員が議員面会所で参加者を出迎えエールを交換しました。衆院では、道下大樹、池田真紀、佐々木隆博、岡本あき子、山川百合子、高木錬太郎、松田功、初鹿明博、村上史好各議員、参院では石橋通宏、神本美恵子両議員と衆参両院の議員秘書が請願を受けました。