辻元清美国会対策委員長は12日午前、自民党の森山裕国対委員長と国会内で会談。加計学園問題や森友学園問題をめぐり、さらなる真相究明が必要との認識で一致、辻元委員長は柳瀬唯夫・元総理秘書官らの証人喚問を求めました。
辻元国対委員長は、11日の衆院予算委員会集中審議では、加計学園問題をめぐり愛媛県の中村時広知事が公表した職員の備忘録の内容と政府側の答弁が真っ向から対立するものだったこと、森友学園問題では8億円のごみ撤去費の積算根拠が崩れていることなどを指摘。加計学園問題での柳瀬元総理秘書官、藤原豊・前内閣府審議官、学校法人「加計学園」理事長の加計孝太郎氏、森友学園問題での迫田英典・元理財局長、安倍昭恵総理夫人、昭恵総理夫人付きだった谷査恵子氏、今井尚哉・総理秘書官の証人喚問を求めました。自民党からは16日までに回答が来ることになっています。
会談ではほかに、月内の衆院予算委員会集中審議の開催や、財務省事務次官のセクハラ疑惑の徹底調査も要求。予算委員会については筆頭理事間で協議することとしました。