女性への差別撤廃と女性の地位向上などを目指す「国際女性デー」の8日、「いつまで待たせる民法改正! 選択的夫婦別姓を求める集会」が国会内で開かれ、立憲民主党からは枝野幸男代表が代表してあいさつ。選択的夫婦別姓導入に向けての草の根、国会双方から流れを作っていきたいと述べました。 集会は、NPO法人「mネット・民法改正情報ネットワーク」主催、日本弁護士連合会の共催で開かれました。
枝野代表は、「25年前に初当選した時から、個人としての重点公約の柱の1つがこの民法改正、選択的夫婦別姓の導入だった」とあいさつ。これまで、議員立法の提出時には何度も筆頭提案者となっていたことに触れ、今度は党首として成立に向けてさらに頑張りたいと力を込めました。
その上で、「世論を喚起していく上でも国会の責任、役割は大きいと思っている。国会の中では今日ご一緒させていただいている各党の皆さんとしっかりと連携・協力しながら、また、市民の皆さんとも力強く連携をしながら草の根から、国会から、双方から流れを作っていかなければいかない。今日の集会を機に、今度こそ大きく前に進めて実現したい」との旨表明、参加者に連携を呼びかけましました。
加えて、立憲民主党では衆参両院とも国会対策委員長を女性議員が務めているとアピール。「永田町の世界でも性別、役割分担ということで、女性議員がやったことのない役職が国会対策委員長。永田町の一番ドロドロの世界を、わが党は辻元清美、蓮舫両女性議員に担ってもらってぎりぎりと戦ってもらっている」と述べました。
集会では、民進、希望、公明、共産、自由、社民、沖縄の風の各党・各会派の議員の代表あいさつがありました。