国際女性デーにあたって

ジェンダー平等の実現を願う国内外の全ての方へのメッセージ

立憲民主党ジェンダー平等推進本部

本部長 西村ちなみ

3月8日は国際女性デーです。1909年、NYで女性たちが参政権を求めたデモがきっかけとされていますが、1975年以降、国際連合はこの日を国際女性デーと定め、毎年事務総長が女性の地位向上についてメッセージを公表しています。また、世界各地で、この日をお祝いする行事が活発に行われています。私たち立憲民主党も、国際女性デーをお祝いするとともに、ジェンダー平等実現のために力を注ぐことを宣言します。

 3月2日、IPU(列国議会同盟)は、女性の国会議員に関する報告書を公表しました。女性議員の世界ランキングでは、日本は、193カ国中158位であり(衆議院10.1%)、昨年の163位から順位を上げていますが、G7の中では、100位のアメリカからも大きく引き離されて最低であり、アジアにおいても中国(71位)、韓国(116位)より低い位置にあります。

 私たち立憲民主党は、先の総選挙から活動を始めた小さな政党ですが、長らく続くこうした状況を深く憂慮し、綱領にもジェンダー平等を掲げ、ジェンダー平等推進本部を立ち上げました。ジェンダー平等推進本部は、政策、党組織、選挙対策など党のすべての党活動において、ジェンダー平等をすすめ、先ごろは、地方自治体議員選挙で、公認候補三人のうち二人女性候補者を擁立し、いずれも当選させていただきました。また、女性候補者擁立のため、関係団体からご提言を頂いたところです。今後は、女性議員を増やすための方策を取りまとめ、実践していきます。

 現在、超党派で法案が作成され、審議が待たれている「政治分野における男女共同参画推進法案」の成立に向けて、誠実かつ真剣に、努力してまいります。