立憲民主党スーパーコンピューターPT(プロジェクトチーム)は19日、埼玉県和光市にある理化学研究所(以下、理研)本部を視察。「PEZY Computing(ペジー・コンピューティング)」関連会社(エクサスケーラー社)が理研に導入したスーパーコンピュータ「Shoubu(菖蒲)」の性能や、導入の経緯などを聞きました(写真上は、情報基盤棟玄関前にて、左から岡島一正、初鹿明博、川内博史、松田功、中谷一馬各衆院議員)。
「菖蒲」が理研に導入された経緯について理研の担当者は、理研情報基盤センターの姫野龍太郎センター長が電子情報通信学会でペジーコンピューティング社が持つ技術が優れていると評価し、齊藤元章社長と会話をした際にその設置を決定したと説明。
一方で、理研は電気代以外の費用は負担されていないため、ペジーコンピューティング社が菖蒲を開発した費用など詳細については把握していないとのことでした。
またスーパーコンピュータの定義設定は特にないという興味深い回答もありました。
視察後に記者団の取材に応じた川内議員は、「今後全体の枠組みの把握に努め、税金・補助金が国民にとって正しい使われ方をしたのかを明らかにしてく」と述べました。