福山哲郎幹事長は11日、記者団に対し国民民主党との協議による綱領案、代表選規程案について説明しました。規約については条文等詳細にわたるため同日の説明では割愛されました。

 冒頭、同日行われた国民民主党の臨時執行役員会とその後の玉木代表の会見を受け、記者団から質問を受けました。

 会見の受け止めを求められると、「綱領、規約、代表選挙規程をまとめたことに、党として合意すると言っていただいておりますし、それを両院議員総会にお諮りすることも言っていただいていることについては非常に重く受け止めていただいたものと考える」「その後の分党なのかどうか、それからその後、泉政調会長が役員会では分党の意思決定をしていないというようなお話をされていることも踏まえ、それは国民民主党の党内手続きの話ですので、私どもとしてはこれまで通り、野党の大きな塊をつくるために努力をしてきたいろいろな方々の大きな成果として、幹事長、政調会長間での規約と綱領と代表選挙規程という形が出ましたので、そのことを大切にしながら、前向きに何とか大きな塊ができるように今後も努力をしていきたい」と語りました。

 国民民主党の役員会終了後、平野幹事長からどういう連絡があったかについては、「両院議員総会にかけることになったという報告をいただきました。それはお疲れさまです、よろしくお願いします」と申し上げたと述べ、分党についての言及はなかったと話しました。

 今後の手続きについては、立憲民主党として両院議員総会や全国幹事長会議などの日程調整を今後進めていくと説明しました。

 記者団に示された綱領案、代表選規程案については下記のとおりです。

【合意案文】新党綱領案_20200811.pdf
【合意案文】新党代表及び党名選挙規定案_20200811.pdf