立憲民主党兵庫県連合会は8日、所属議員・候補予定者らを対象として、ハラスメント防止対策研修会を実施しました(写真上は、講演するハラスメント研究所所長の金子さん)。
研修会は、県連ジェンダー平等推進委員長の伊藤めぐみ神戸市議のあいさつの後、「職場のハラスメント研究所」所長の金子雅臣さんの講演へと進みました。金子さんからは、ハラスメントは人格・人権にかかわる問題であると強調した上で、現在の法規制はハラスメント禁止を明言しないなど不十分であるために地域や各現場での対策が重要であることや、被害を防止するためのコミュニケーションのあり方等について解説がありました。講演後の質疑では、ハラスメント防止対策のためのマネジメントについて、問題が起こった場合の連絡体制・責任体制を整え、シミュレーションしておくことが重要との指摘がありました。
最後に県連副代表の北野聡子宝塚市議より、人権感覚をとぎすましてハラスメント防止対策に取り組み、政治におけるジェンダーバランスの実現等を目指したいとあいさつがあり、研修会は終了しました。