立憲民主党愛知県連合は18日、名古屋市内で第2回目となる県連大会を開催し、斉藤嘉隆参院議員を県連代表とする新体制を発足させました。国民民主党との合流や次期衆院選挙を見据え、新代表のもとで党の組織固めや支持者獲得を進める活動方針を確認しました。

 冒頭、前代表の近藤昭一衆院議員は、先日の豪雨災害被災者へのお見舞いの意を示すとともに、新型コロナ感染症対応のさらなる徹底や拡充などの決意を表明。2017年の結党以来、統一地方選や参院選で議席を拡大するなど、愛知での立憲民主党の支持基盤を確立できたことへのお礼をあらためて述べました。

あいさつする前代表の近藤昭一衆院議員

 また、県連常任顧問の赤松広隆衆院副議長からは、国民民主党との合流は政策の合意が条件となるとの認識が示され、「合流してから議論すればいいとの考えでは、新党に期待は全く集まらない」と強調しました。

 元幹事長の松田功衆院議員からは、この一年の活動報告と成果が報告され、斉藤嘉隆新代表から新幹事長に指名を受けた高木浩司愛知県議からは2020年の活動方針が提案されました。

 いずれも満場の拍手で採択され、衆議院愛知10区の新人候補者である藤原規眞総支部長のガンバロー三唱で閉会しました。

 コロナ過での開催であり、参加人数の制限、マスクや消毒液の使用、会場スペースを多くとるなど感染症対策に配慮した大会となりました。

次期衆院選挙に向けて決意を語る新代表の斎藤嘉隆参院議員