戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会と安倍9条改憲NO!全国市民アクションの主催による46回目の議員会館前行動が19日午後に行われ、立憲民主党を代表して外務部会副部会長の白眞勲参院議員がスピーチしました。

 主催者あいさつで共同代表の藤本泰成さんは「豪雨災害は全国11県で大きな傷跡を残した。心からお悔やみとお見舞いを申し上げる。大規模な自然災害が相次いでいる。グレタ・トゥーンベリさんが指摘するように、この気候変動は人類の未来を閉ざすものになるかもしれない。COP25(国連気候変動枠組条約締約国会議)では石炭火力推進を止めない日本政府は大きく批判された。新設を続けたままでは世界の動きに逆行する。コロナ禍でも政府の対応は混乱している。安倍政権の、『今だけ、金だけ、自分だけ、仲間だけ』の政治がまかり通ってきたことに大きな問題がある。脱炭素社会の構想が見えない、国土強靭化策しか出てこない。根本的な解決に向けて社会を変革していくところに至らない、一人ひとりの命などどうでも良いと考える政治を終わらせなければならない。ポストコロナ社会実現のためには安倍政権はもういらない」と訴えました。 

 白参院議員は「2年前まで参院憲法審査会の野党側代表で与党と交渉してきた。われわれは憲法を無視する政府・与党の様々な言動に対して憲法審査会を開いて議論しようと言ってきたが、開きたがらないのは政府・与党だった。憲法に基づいて国会召集を要求しても国会を開かない。自分たちがやりたいことだけはやって、野党の憲法に基づく要求はしらんぷり。憲法改正を言う前に、憲法を守れと私は言いたい。いまは外交防衛委員会で活動しているが、今度は敵基地攻撃能力の議論をしようという。イージスアシェアは金がかかる、時間がかかるからやめるというが、それなら辺野古は何故やめないのか。敵基地攻撃能力で戦争をする前に、平和を構築するために知恵を絞るのが政治家の仕事だ。憲法を守り、平和を構築するために、皆さん一緒に努力していこう」と呼びかけました。