2020年6月11日
【政調審議会】第2次補正予算案「野党の提案によってけん引してきたのが現実」と逢坂政調会長
立憲民主党は11日、政調審議会(第82回)を国会内で開催しました。
冒頭、逢坂誠二政務調査会長は、令和2年度(2020年度)第2次補正予算案について、「これまでのコロナ対策の重要なものの多くをわれわれが提案によってけん引してきたのが現実」だと述べ、立憲民主党など野党が先んじて発信し提案してきたものが多く盛り込まれていること、十分ではないが一刻も早く国民の皆さんに手当をすることが大事だと考え、(野党が提出した)組み替え動議は否決されたが予算案への「賛成」を決めたと報告。「いま大事なのはスピードだ。コロナ対策はまだやらなければならないことが山積みになっている。課題解決に向けて全力を挙げていく」と力を込めました。
会議では、報告事項として政調会長一任となっていた「令和2年度第2次補正予算案(一般会計・特別会計・政府関係機関)については、組み替え動議を提出後に『賛成』」としたこと、持ち回り審査となった「株式会社地域経済活性化支援機構法の一部を改正する法律案」「新型コロナウイルス感染症等の影響に対応するための雇用保険法の臨時特例等に関する法律案」「防災重点産業用のため池に係る防災工事等の推進に関する特別措置法案」「令和2年度ひとり親世帯支給給付金等に係る差押禁止等に関する法律案」について、それぞれ「賛成」としたとの報告がありました。
審査事項としては、平成28年度・平成29年度決算(一般会計、特別会計、国税収納金整理資金受払計算書、政府関係機関)総計算書には反対、議決案については一任すること、共同会派議員立法「電子署名及び認証業務に関する法律の一部を改正する法律案」、超党派議員立法「労働者協同組合法案」についてはそれぞれ賛成し、今国会に提出すること、「JR北海道・JR四国・JR貨物への支援に関する要望書」については賛成、近日中に政府に提出することが了承されました。