逢坂誠二政務調査会長は13日夕、自民党の岸田文雄政務調査会長と国会内で会談、与野党で政府に補正予算の編成を求めていくことで一致しました。会談には両党の国会対策委員長も同席しました。

 会談後、両政調会長は記者団の取材に応じました。岸田政調会長は与野党で協力すべき課題として(1)家賃(2)雇用調整助成金(3)学生支援(4)児童扶養手当(5)地方自治体の臨時交付金――の5つを挙げ、「協力すべきところは協力するべく議論していく」と語りました。

 逢坂政調会長は、かねてから岸田政調会長に与野党の第1党の政調会長が協力すべきと伝えており、「今日こういう形で1歩目を踏み出したのは非常に意義が大きい」と評価。6月17日に会期末迎えることから、「早急に補正予算の作業に着手するという認識で一致。政府に対し強く要請していきたい」と語りました。5つの課題については、「今後、岸政調会長と具体的な金額も含めてさらに突っ込んだ議論をして、早々に結果を出していきたい」と述べました。

 また、明日、両政調会長が政府から学生支援の検討段階の内容について説明を受けることも決まりました。