特定秘密保護法と共謀罪法の廃止を求める国会前行動が7日行われ、立憲民主党からは、松田功法務部会長が連帯のあいさつをしました。この行動は、秘密保護法が制定された2013年12月6日、および衆院で共謀罪法が審議入りした2017年4月6日を忘れないという趣旨で、毎月6日前後に議員会館前で継続して行われているものです。
主催者を代表してあいさつした日本マスコミ文化情報労組会議事務局の岩崎貞明さんは、「いま、関東大震災後の自警団を彷彿させるような相互監視社会が完成しつつあるかのように思われる。マスクをしても黙らず、声をあげることの大切さを発言しつづけ、表現の自由を確保し、民主主義を取り戻すことを、少しでも力を合わせてがんばっていきたい」と訴えました。
松田議員は、「コロナウイルスが蔓延をしている中、政治、経済、そして皆さんの心をしっかり保てる状況をつくるべき重要な局面である。安倍総理は、この期に及んで憲法改正をしよう、自分の思い通りにしようという動きが見え隠れしている。緊急事態ということを盾にして、なんでも変えていいということにはならない。まずは現行の法律の中で、やるべきものをしっかりやっていくべき。ネバーギブアップの思いで、しっかり取り組んでまいりたい」と述べました。