党の子ども・子育てプロジェクトチーム(阿部知子座長)は24日、前日の政調審議会で了承された要望「コロナウイルス緊急対策には子どもの未来を守る目配りを」を厚生労総省・文部化科学省の担当者に手渡し、意見交換を行いました。阿部知子座長、岡本あき子・早稲田夕季両事務局長が参加し、共同会派のコロナ対策合同対策本部事務局の重徳和彦衆院議員と森山浩行衆院議員も同席しました。

 阿部知子座長は要請の主要項目として、(1)子どもの昼食代を3カ月分3万円とみなして児童手当と児童扶養手当の3万円上乗せを求める(2)学校休校による子どもの在宅学習の支援の充実(3)高校生・大学生の進路確保のためにアルバイト代減収も視野にいれた緊急対策(4)休校中の子どもの昼食保障や低所得家庭向けの学習支援の拡充と自治体財政支援(5)医療的ケア児、DV・虐待などのハイリスク児童、障がい児等への手厚い支援と児童養護施設など関係施設への支援ーーを提案しました。

 意見交換では、(1)自宅学習に必要なタブレットなどの配布状況(2)高校生への奨学給付金の改善(3)アルバイト収入が激減した大学生や私立大学への支援(4)学校現場や放課後デイなどへの人的支援ーーなどについて質問や意見が出され、回答が得られなかった問題については引き続き検討を求め、回答を求めていくこととしました。

20200423子ども・子育てPTコロナ対策要望.pdf