「第6回 全国高校生未来会議」では25日夕、会議の締めくくりにあたって高校生たちのプランへの講評・フィートバックが行われ、立憲民主党からは逢坂誠二政務調査会長が参加しました。

  これは、全国の高校生が「いま、高校生にできること~未来のためのアクション~」というメインテーマに即して考えた、今の社会が抱えている問題を解決するためのプランや政策を発表し、各党政治家が講評・フィートバックをするというものです。

 数あるプランの中で逢坂政調会長が最も注目したのは「これからは、学力では将来は決まらない」というテーマで発表したチーム。逢坂政調会長は「最も大事なのは考える力を養うこと。考えられるかどうか、想像力を養うことができるのか、感性を養うことができるのかが何より大事。一番大事なのは考える、思うだ」と講評しました。

 また、「子ども食堂」をテーマに掲げたチームには、「子ども食堂は、お金がない、食事ができない子どもたちに食事を提供するだけの場所ではない。大人にも意味がある、いろんな人に意味がある、地域でみんながつながる、集まる場面があることが大事。社会的に周りとののつながりが薄くなっている。こんな社会では災害があっても地域でつながれず孤立してしまう。みんなが集える場所によって助けられているのはむしろ大人なのではないか」と講評しました。

 最後には、参加した高校生たちに向けて、「人生には決められた道はありません。そしてどんなに失敗しても復活することができます。人間は予想以上に強い力を持っているので、自分を信じて、自分がこうしたいなと思うことをあきらめないでほしい。みんなの持っている目標に向かって進んでもらいたいと思います。絶対にあきらめない。そしてしっかり目標を定める。みなさん頑張って下さい」とエールを送りました。