共同会派の厚生労働部会は3日朝、新型コロナウイルス感染症の検査を促進する法案について協議し、議員立法として国会提出するための部会としての法案審査を終えました。同法案では、これまで医師が必要と判断しているにも関わらず保健所で断られる事例が多発している新型コロナウイルス感染検査体制を改善し、医師が判断した検査が出来る限り迅速に実施できるように体制整備を進めるもので、(1)政府による検査体制の検証(2)行政検査実施体制の整備(3)医療機関や民間事業者に対する支援(4)研究開発の促進(5)必要な予算措置の確保――などを内容としています。共同会派の各党内手続きを経て速やかに国会提出することが確認されました。またこの日の部会では、通常国会に提出されている労働基準法改正案について厚生労働省から説明をうけ、労働政策審議会に参加している日本労働組合総連合会の同法改正案に対する考え方も併せてヒアリングを行いました。