立憲民主、国民民主、共産、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」、社会民主の野党幹事長・書紀局長らと市民連合との意見交換会が19日、都内で開催され、立憲民主党から福山哲郎幹事長が出席しました。

 冒頭、司会進行の市民連合の福山真劫さんから、れいわ新選組については、山本太郎代表に出席要請をしたが都合がつかず、また所属議員との調整もしたが都合がつかなかったとの報告がありました。

 山口二郎さんはあいさつで、新型コロナウイルスの感染拡大の中、桜を見る会の追及はやるべきではないという一部の政府擁護系メディアの声はあるが、「桜の問題を解決できないような、不誠実でいい加減な政府であるからこそ、新型コロナウイルスの問題にも対処できない」と指摘。また、次期衆院選での一騎打ち構造をつくるという方向性と、安倍政権にかわる政権構想、基本的な政策の骨格、枠組みについても、野党間で共有しているというメッセージを示していただきたいと語りました。

 これを受け福山幹事長は、新型コロナウイルスの問題について、野党は当初、水際対策と感染防止が第一の問題だとして、政府に対して批判的な言葉ではなく協力を惜しまずいろいろな提案をしてきたと語りました。その上で、医師の岩田健太郎さんがクルーズ船内の感染症対策について指摘する動画が公開されたことにも触れ、専門家や野党の意見を聞き、新たなフェーズになっている感染防止に謙虚に努めてもらいたいと話しました。

 さらに、次期衆院選が大きな山場の戦いになるとして「野党はより連携を強め、選挙で調整できるところは調整するなかで、有権者、市民社会の皆さんに、しっかりと安倍政権に替わる選択肢を提示する責任がある」「今日も市民連合の皆さまと忌憚なく意見交換をしながら、どういう形でより連携が強められるかについて良い話し合いができればと思う」「それを行動に移し、社会の中にどううねりを作っていくかという段階にきている」と語りました。

 また、意見交換会後、記者団の取材に応じた福山幹事長は、(1)連携をより強めること(2)市民連合からの13項目の要望をよりブラッシュアップをしていくこと(3)市民社会、有権者に対してさまざまな運動を広げていくためにどういった形がいいのかを協議していきたい(4)小選挙区において、協力できるところでは選挙の準備をそろそろ始めてもいいのではないか――という問題提起をし、より具体化をしていくことで了解を得たと語りました。