「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」主催の「嘘とごまかしの政治は許さない!官邸の検察人事介入糾弾!自衛隊は中東沖から撤退せよ!安倍9条改憲NO!安倍政権退陣!2.19国会議員会館前行動」が19日夜に開催され、野党各党代表者が連帯のあいさつを行いました。立憲民主党からは近藤昭一衆院議員が代表してあいさつしました。
集団的自衛権の行使を認めた違憲の安全保障関連法案が参院で強行採決された翌月の2015年10月19日から始まった国会前行動は、毎月19日に開催され、今回で53回目を数えます。
近藤議員は、いま国会で野党が追及している検察人事への介入を一例に挙げ、「民主主義、立憲主義を壊している。三権分立はどこに行ってしまったのか。法制局長官を意図的に変えたと思ったら今度は検察人事への介入と、本当におかしくなってしまう」と安倍政権を批判。沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設をめぐり、埋め立て予定海域で軟弱地盤が最大深度90メートルに達することを示すデータが判明した問題では、防衛省がデータについて地盤の土の種類を確認する「物理試験」を補うため簡易的に行われたもので、強度を検討するには適さないと説明していることにも触れ、(防衛省はデータについて)簡易であっても軟弱だという結果がでてきているのであれば、あらためて調査してしかるべきだ」と政府の対応を問題視。「安倍政権を倒さなければ未来をつくれない。共に頑張ろう」と呼びかけました。