駐日米国大使館よりジョセフ・ヤング臨時代理大使、サイモン・リー政務担当参事官、エリック・フォン二等書記官が14日、立憲民主党の枝野幸男代表を表敬訪問し、党国際局の亀井亜紀子局長、櫻井周副局長、田島麻衣子副局長とともに、日本をめぐる当面の政治課題に関して懇談を行いました。
意見交換の中で、大使からは自由貿易協定の更なる拡大に向け、現在の課題や今後の方策について野党とも議論をしていきたいとの発言があり、枝野代表からは、自由貿易の重要性は理解するが農業者戸別所得補償制度をはじめとする各分野での国内対策がまだまだ不十分であるなど、現在の立憲民主党の考え方を伝えました。また、感染が拡大する新型コロナウイルス対策については、日米にとどまらない世界的な課題でもあり、東日本大震災時のトモダチ作戦などで築いたこれまでの友好関係を軸に、引き続き協力してあたっていくべきとの認識で一致しました。