市民主催の憲法リレートークが9日昼、JR蒲田駅西口で開催され、野党各党国会議員と弁護士など市民弁士がマイクで訴えました。立憲民主党から真山勇一参院議員と井戸まさえ東京4区総支部長が参加しました。長尾詩子弁護士の司会でスタートしたリレートークの冒頭、主催者の森田龍さんは「2016年から始まったリレートークは今回17回目。40年間政治を見てきたが今の安倍政権は最悪。今回、黒田東京高検検事長が定年を迎える8日前に延長され、検察トップになろうとしている。自分たちにとって都合の良い人だけを取り立てる検察人事への介入だ。安倍総理は9条に自衛隊を書き込もうとしている。1項・2項が死文化することを語らない。今日のリレートークで憲法を巡る様々な課題を語っていただく」挨拶しました。
真山参院議員は「私は国会議員になる前は報道の現場におり、田中角栄内閣くらいから歴代総理を見てきたが、今の安倍政権は最悪の内閣だ。安倍総理は今なお9条改憲を訴えている。新型コロナウィルスにかこつけて緊急事態条項を作ろうという話まである。そんなことを言う前にさっさと辞めてほしい。さらに横浜ではいまカジノを作ろうという動きがある。自民党国会議員が1名起訴・逮捕され、5名もの国会議員がカジノ事業者から金を受け取っている。魔の法律で違法なカジノ、賭博をやろうとしているのはアメリカ・トランプ大統領の支持者だ。大統領選挙の時に27億円寄付している。カジノには巨大利権が絡む。マネーロンダリングも起こるだろう。こんなことを進められるよう、検事長の定年延長を閣議決定で決めた。政治は大変な危機にある。こんな政治を一日も早くさめさせるために、立憲野党と市民がしっかり共闘し、安倍政権を追い詰めよう」と訴えました。