立憲民主党は6日午後、国会内で両院議員懇談会を開催。16日に開催される「立憲フェス2020」(党大会)で示す2020年の年間活動方針(案)について意見を集約。あわせて2019年決算、2020年予算案(骨子)を報告し、いずれも大会に諮ることになりました。
年間活動計画は、昨年9月の党大会で了承したものをアップデート。事前に各都道府県連合、総支部長、国会議員から意見を募ったものです。
枝野代表は冒頭のあいさつで、安倍晋三事務所主催の桜を見る会前夜祭に関連する予算委員会での質疑で、安倍総理が「『契約』の主体は参加者であり、事務所はホテルと『合意』した」と答弁したことについて、「合意」は契約成立の要件というのは大学の法学部であれば1年生の時に習う常識、将棋で言えば「詰み」の状況だと指摘しました。その上で、「詰み」まで盤面が進まなくても「投了」するのは一流の棋士。三流にも届かない方は「詰み」であるのに「玉将」をとられても盤面の前に座っている。もはやこういう状態ではないかと語り、「詰み」であることをしっかりとより多くの有権者の皆さんに知っていただくべく、さまざまな持ち場で頑張っていただきたいと訴えました。
また拉致被害者の有本恵子さんの母、嘉代子さんのご逝去の報に接し、「お嬢さんを待って、長くご苦労をされてきた思い、生きていらっしゃるうちに届かなかったことは、忸怩たる思いであります」「政府に対して、口だけではなく、物事が前に進むよう、強く促し求めていく」と語りました。