憲法9条改憲に反対し、安倍政権の退陣を求める国会前行動が19日午後、衆議院第2議員会館前で開催され、立憲民主党を代表して岸真紀子参院議員が連帯のあいさつを行いました。第52回目となる議員会館前行動で戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会を代表して戦争させない1000人委員会の藤本泰成さんは「60年前の今日、日米安全保障条約が承認された日。いまの安倍政権は米国べったり、閣議決定のみでイランのホルムズ海峡周辺に自衛隊を派遣した。地球規模に拡大された米国への協力が自衛隊の中東派遣だ。昨年12月に亡くなられたペシャワール会の中村さんはイラクへの自衛隊派遣を審議する国会の意見陳述で、『自衛隊の派遣は有害無益だ。武力で平和は作れない』と言い切った。平和は武力では絶対に作れない、安倍政権には絶対に負けないとの信念をもって戦おう」と呼びかけました。
岸真紀子議員は「安倍政権が行っていることは破茶滅茶。その中の一人、麻生副総理は『ひとつの民族』と発言した。こんな人権や多様性を無視した閣僚は許せない。自衛隊の中東派遣も国会の閉会中にやる。沖縄でも皆さんの民意を無視している。こんな政治を認めるわけにはいかない。一緒に戦おう」と訴えました。