労働者福祉中央協議会(神津里季生会長)と事業団体の合同新年交歓会が7日夕方に都内で開催され、立憲民主党を代表して石橋通宏政務調査会長筆頭代理が参加し、各団体役員と懇談しました。中央労福協は、労働団体・労働者福祉に関わる事業団体・生活協同組合の全国団体と、各都道府県に設置された地方労福協で構成された勤労者福祉活動のための中央組織で昨年11月に結成70周年を迎えています。
主催者あいさつで神津会長は「結成70周年を機に『福祉はひとつ』の理念を福田翔子さんの書にしていただいた。この20年来、格差が拡大し貧困が蔓延して日本が縮んでしまっている。人口や賃金などの数字が下がっているだけでなく、気持ちも縮んでいるのではないか。生活設計をどう描くか、一生懸命働きながら我慢しすぎていないか、自己責任論が横行し助けてと言えない社会になっていないか。そのことに対して、中央労福協に結集している私たちが、日頃の問題意識を社会に打ち出し、縮んだ気持ちを大きくふくらましていく2020年にしていこう」と呼びかけました。相原康伸連合事務局長、平沢郁子日弁連副会長、馬場利彦日本協同組合連携機構代表理事専務が来賓としてあいさつし、12の事業団体代表がスピーチしました。