立憲民主党は第200回臨時国会の当初の閉会予定日の9日昼、両院議員総会を開催しました。
冒頭、あいさつした枝野幸男代表は、今国会は共同会派を組み大きな構えで国会に臨み、(1)2閣僚の事実上の引責辞任、(2)総理主催「桜を見る会」でのいくつもの問題点を明らかにしたこと、(3)大学入学共通テストの英語民間試験導入の延期、(4)記述式問題も国会閉会後に延期するのではないかとの報道がなされていること、(5)会社法改正では修正を与党に飲ませる――など、「さまざまなところで皆さんのご尽力で大きな成果を上げることができた」と語りました。
その上で、閉会予定日を迎えましたが、(1)桜を見る会について説明がされていない(2)記述式問題も閉会後という話(3)自衛隊を中東に送るなどという話も国会を閉じるのを待ってというような話(4)法案の処理はおおむね終わったとの与党側の話があるが、立憲などが提出している議員立法の法案の審議がされていない――など、会期延長の必要性を訴え、「国会を延長させ、しっかりと国会論戦を進めていくことに向け一致結束して頑張っていきたい」と協力を求めました。