埼玉の市民団体主催の「11・26第9回オール埼玉総行動」の街頭演説会が26日夕、JR大宮駅西口前で開催され、野党4党の代表者と市民弁士がマイクを握りました。主催者の「安保関連法」廃止!集団的自衛権行使容認「閣議決定」撤回を求めるオール埼玉総行動実行委員会は県内の105団体と150人を超える個人、よびかけ人、賛同者で構成され、今回の行動には県内15小選挙区すべての地域連絡会が協賛し、埼玉弁護士会、連合埼玉、埼労連が後援しています。西口のペデストリアンデッキや歩道橋、歩道を埋め尽くした参加者は主催者発表で7千人を越えました。

 立憲民主党を代表してあいさつした初鹿明博衆院議員は「埼玉総行動の取り組みは凄い! 大宮駅のホーム上から皆さんの姿が見えた。これだけ多くの皆さんがこの寒いなかお集まりいただいたことに、私たち政治家がしっかり応えなければならないと改めて実感している。今回の桜を見る会の疑惑、私は5月に内閣委員会で1700万の予算で5000万を超える支出はおかしいと指摘した。そうしたら開き直って5700万円、当初予算を3倍にして概算要求してきた。額だけでなく、入札の仕方がおかしいとも指摘した。今話題になっているお友達の飲食業者が企画提案し、毎年業者の言いなりで支出が増えていった。参加者の数が増えているのに、一人あたりの単価は上がっている。普通は人数が増えれば単価は下がるはず。指摘したのに開きなおった。観光バス17台で連れてくる。公私混同も甚だしい。こんなひどい政権が史上最長の政権となってしまった。一日も早く安倍政権を打倒し、民主主義の国を取り戻そう。法律を守らない、憲法を守らない政権はいらない。皆さんと力を合わせ、市民と野党の共闘で安倍政権を倒していこう」とエールを送りました。