10日夕方、国会正門前で首都圏反原発連合主催の「KEEP CALM AND NO NUKES! 1110原発ゼロ☆国会前集会」が開催され、野党各党の代表や研究者、市民がマイクを握りました。立憲民主党から山崎誠エネルギー調査会事務局長と、超党派議連・原発ゼロの会事務局長の阿部知子衆院議員が参加しあいさつしました。

 主催者あいさつに立ったミサオ・レッドウルフ氏は、「2012年3月から金曜官邸前行動を続けている。関西電力の原発マネー還流・賄賂事件は関電だけでなく各地の原発現地で同じような不正の仕組みがある。この仕組みがあるからこそ原発がやめられない。報道は減っているがまだ何も解決していない。原子力政策、エネルギー政策の転換につながる重大事件だ。この事件が闇に葬らされないために追及キャンペーンを行っていく。来年からは発送電分離が実施される。公正に管理されるかどうかしっかり監視していきたい。これからも毎週金曜日、官邸前で声を上げていく。ぜひ一緒に声を上げ続けて欲しい」と呼びかけました。

 阿部議員は「関電問題で助役が配ったお金の原資は『総括原価方式』で入ったお金が受注先からキッックバックされたもの。発送電分離されても送電部分は総括原価方式をやめないので、電力会社は守られる。再稼働のたびに再生エネルギーの比率が下がるいびつな構造をやめさせたい」と訴えました。

 立憲民主党を代表して登壇した山崎議員は「昨年の3月9日に原発ゼロ法案を提出して1年半、たなざらしのまま。その中で私たちは原発ゼロのための実施法を作っている。通常国会では分散エネルギー社会推進法案など4法案を提出した。いま臨時国会で原発廃止法案を前倒しで作っている。原発ゼロ基本法が通ったら5年を4年、3年で止めるための実施法を作っている。最後は数を確保して法案を通さなければならない。そのためには間違った政治をただし、次の選挙で政権を変えるしかない」と呼びかけました。