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ニュース

2019年7月19日

【大阪】「本気で権利と自由を守るため戦ってきた弁護士だから、どうか私を代理人、弁護人に選んで欲しい」かめいし倫子候補

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 立憲民主党は18日、大阪で集中街頭演説を行い、枝野幸男代表、福山哲郎幹事長をはじめ、小川淳也衆院議員、辻元清美副代表、逢坂誠二政調会長、亀井亜紀子国際局長、鉢呂吉雄参院議員、石川香織衆院議員、杉尾秀哉機関紙・報道局長らが府内各所を回り、党の政策を訴えました。

 同日夕方の阪急うめだ本店前、梅田ヨドバシカメラ前では、大阪選挙区党公認候補のかめいし倫子さん、比例代表党公認候補の奥村まさよしさんの他、ゲストとして脳科学者の茂木健一郎さん、JR大阪駅御堂筋北口出口では、連合大阪の山崎弦一会長、茂木さんもマイクを握りました。

連合大阪会長の山崎弦一さん

 かめいし倫子さんを国会に送る理由は3つある、(1)連合大阪の法曹団の一員として多くの働いている人の困ったことに対して温かい手を差し伸べていただいた。その温かい手を国会に行って全国の働く仲間に差し伸べてただきたい、(2)安倍総理が憲法改正を全面に出している。自民党の憲法改正草案、9条はもちろんだが、もっと大きな問題があり、基本的人権が脅かされている。これを壊そうとしているのが今の自民党の憲法草案。これをなんとしても止めないといけない。そのためにはまさに人権を守るために戦ってきた、かめいし倫子さんに国会で頑張っていただきたい、(3)国会は、国権の最高機関、立法府。今時代がどんどん変わって行こうとしている。私たちの働く環境も変わろうとしている。そのために働くものの立場に立って、どういう法律を作らなければならないのか、そういう視点で考え、行動していただきたい。

 また、連合大阪では5月に街角で約900人にアンケートをとり、生活が良くなったという人は25%、75%は生活が良くないと回答。私たちの声が政治に届いてますかという質問には、9割の人が届いていないと答えている。そして、今、社会保障充実しているかという質問に対しては、6割の人がぜんぜんダメだと答えている。これが今の皆さんの生活の実感ではないですか。

 国会で枝野さん辻元さんを先頭に追求すると安倍総理はなんと言うか、印象操作だと言う。レッテルを貼り付けていると言って議論にも応じない、まさに民主主義の崩壊。この印象操作という言葉、そのまま安倍総理に返したい。彼がやっている政治こそ印象操作。

 安倍総理は3本の矢、女性活躍、一億総活躍、いろいろやってきたが全然政策の検証をしていない、何故か。失敗しているから。

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JR大阪駅御堂筋北口での街頭で

茂木健一郎さん

 大阪は昔、大大阪と呼ばれ、当時の首都である京都府京都市よりも人口が多かった。世界でも有数の都市だった。その頃の大阪はいろいろな文化が花開き、多様性があり晴らしい街だった。今も大阪は素晴らしい。でも、どうですか皆さん、4つの議席が全部似たような方々が取って、大阪ってそういう街だったかな。違いますよね。そのうちの一人、かめいしさんを国政に送りませんか。

 かめいしさんには3つの特徴があり、(1)まず諦めない。今回万が一ダメだったら、この人諦める人じゃない。また出ますよ。どうせ出るんだったら、1度目に通せばいいじゃないですか。(2)野球で例えると、逆転ホームランみたいなことをやっている弁護士界のスーパースター。最高裁で画期的な判決を引き出している、能力がずば抜けている。(3)チームプレーが得意。いろいろな個性の人を集めてチームを組み自分の目的を達成させる。

 チームプレーは今の政治に一番必要なこと。一人の人が決めて、トップダウンで後の人がそれに従うのは民主主義じゃない。いろいろな声に耳を傾ける。一人ひとりの個性を豊かに活かす。これが本来の民主主義のあり方。日本の社会、何かおかしいことになっていませんか。もっと豊かで個性的な、そういうウェーブを大阪から起こそうじゃないですか。

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阪急うめだ本店前で

小川淳也衆院議員

 今政治がおかしくなっている。世の中で変なことがまかり通る世の中になっている。それは皆さんお感じだと思います。そしてそういうすべての発端は、やっぱり安倍さんの政治姿勢から来ているんですよね。

いろんなこと誤魔化したり、辻褄をあわせるのは得意。だけど本当に国民に寄り添ったり、不都合なことをきちんと説明したり、そういうのが政治にない限り、絶対にこの国の未来は開かれていくことはありません。その国家権力と勇敢に一番先頭にたって戦ってきたのが、かめいし倫子さん。

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阪急うめだ本店前で

奥村まさよし比例候補

 大阪府寝屋川市出身。3年前まで保育園の先生をしてました。アーティスト活動と並行して、保育園の先生をやってたんです。日本の保育の現状、本当に大変。何が大変か、子どもが一杯いて、保育園の先生も足りない、保育所も足りない。待機児童だって一杯。三つ子の魂百までという言葉があります。三つ子、いちばん大事な時期。この三つ子を保育園の先生が見ている。保育の量、保育の質、両方とも50年後100年後の日本に絶対に影響していきます。だから僕は保育の問題をやる。

また24年前、日本で最年少の気象予報士でした。朝日放送の正木明さんに教わり、高校生の頃、予報士を取った。防災士としても、災害現場にも、立ち会ってまいりました。気象予報士の国会議員も今一人もいません。保育士の国会議員も一人もいません。当事者として大きな声で保育の問題、防災減災を進めていきます。

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阪急うめだ本店前で

かめいし倫子大阪選挙区候補

 今まで私は政治に深く関わろうとしてこなかった。投票には行ったけど、こんなふうに立ち止まって、候補者の話を聞こともしなかった、チラシを渡されても受け取ることすらしなかった、友達と政治の話もしなかた。そんなことしたら何かややこしい人だと思われるし、何か巻き込まれたら大変だと思ってました。

 でもそんな私みたいな人間のせいで、まったく国民の方を向いていない、そんな政治になってしまったと思います。どこをみて政治をやっているんでしょうか。大企業、一部の株で儲けている人、アメリカの方を向いて、国民の方を全然向いていない、私たちの暮らしはどんどん苦しくなっています。

 みんなが日々の暮らしに不安を抱いて、老後のことを心配している。なんでこんな政治になったんだろう。でも自分みたいな人間のせいだと思ったんです。だから責任を取るためにここに立っています。

 自民党の改憲草案。私たちの権利や自由よりも国家の利益や社会の秩序を優先するような内容になっている。そんなふうに変えられちゃったら、私は憲法を武器にいろいろな刑事裁判を戦ってきたけど、そんなことももうできなくなる、だから危機感を感じてこの参院選挙に立候補したんです。

 国民の権利・自由が国家の利益よりも大切で、人権が保証される、そんな国でありたいですよね。

 私の話を聞いて涙を流してくれる人がいます。同性婚のこと言ってくれてありがとう、選択的夫婦別姓のこと言ってくれてありがとう、私も非正規で働いているんです、みんな涙を流してる。たぶん普段、こらえて生活をしているんです。だけど本当は泣きたい、そういう人がたくさんいる。そしてこういう人たちの権利、自由を守りたい。私の言っている権利・自由を守りたいというのはそういうこと。

 先ほどGPS裁判のことを紹介してくれました。最高裁の大法廷で画期的な判決を勝ち取った、でもはっきり言って私にとっては、そんなことどうでもいい。私は社会の中で偏見を受けている人とか―弁護をしてきた人は犯罪をした人。そういう人たちだって弁護を受ける権利がある。憲法で保証されている。私はそういう人たちの権利さえ守ってきた。よく自分のために戦ってくれたと。私にとっての誇りはそこなんです。だから結果なんてどうでもいい。どうでもいいと言ったら言い過ぎですけど、私は本気で権利と自由を守るために戦ってきた弁護士だから、どうか皆さん、私を皆さんの代理人に選んで欲しい。私を皆さんの弁護人に選んで欲しいと思うんです。着手金は入りません。お金よりも貴重なもの、価値のあるものが皆さんの手にある一票です。その一票を私に託して欲しい。お金よりもずっと価値がある、その一票で社会を変えることが出来る、政治を変えることが出来るんです。その価値ある一票、どうか私に託してください。

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JR大阪駅御堂筋北口にて(写真は阪急うめだ本店前)

枝野幸男代表

 この夏、あなたの力で、みんなの力で、政治の流れを変えませんか。本当に今の政治、あなたの暮らしの声は届いていますか。あなたの暮らしの方を向いていますが、本当に今の政治、皆さん信頼して安心して託せるものになっていますか。そうでないならば、選挙は有権者の皆さんが一番力を発揮できる時。選挙が終わってから、いろいろ注文つけたってその時の力はどうしても小さい。あなたの声に寄り添い、そういう政治をこの夏、あなたの力で私たちと一緒に、かめいし倫子と一緒につくっていこう。

 1年8カ月前、大阪も雨の選挙でした。あの時私は「立憲民主党はあなたです」と呼びかけました。今政治に距離をおいている、今の政治が自分たちの暮らしに寄り添っていない、遠いところに行ってしまっていると感じているあなたに立憲民主党を作っていただいた、背中を押していただいた。それに応えて今まで政治を諦めていた、遠いところに感じていたかめいし倫子さんを始めとする仲間が今回沢山名乗りを上げてくれた。まさに立憲民主党はあなたであり、あなたの代表がかめいし倫子なんです。

安倍総理がこの選挙、「憲法を議論する政党か、議論しない政党か」、最大の争点だ。そんなことをおっしゃっています。憲法の議論は大事です。私たちは例えば、総理大臣が勝手に衆院をいつでも解散できるだなんていうのは、もはや議院内閣制の先進国で日本くらい。時代遅れ。こういうまっとうな議論だったら、いくらでもします。超高齢化問題、子育て支援、希望すれば正社員で働けるまっとうな働き方、憲法の議論よりもよっぽど大事な議論が山ほどある。にも関わらず、国民生活から、もっとも大事な議論から逃げまくっておいて、憲法を議論しないのはおかしいと。何言ってるんだ。国民生活に寄り添う政治になってないじゃないですか。

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JR大阪駅御堂筋北口で
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