長妻昭代表代行は6日、参院静岡選挙区の徳川家広候補の応援で、富士駅前・沼津駅前でが街頭演説を行い、2000万円不足報告書をはじめとする政府の年金問題への対応を批判。「百年安心のスローガンで政府は年金問題の真面目な協議を拒否している。12年前の『消えた年金』問題の時は参院選での皆さんの怒りの一票が政府の姿勢を変えさせた。選挙でのみ、政権の姿勢を変えられる。総合合算制度や厚生年金の適用拡大など、具体的提案をもつ立憲民主党と徳川家広さんに、皆さんの一票を投じて欲しい」と訴えました。

 静岡選挙区の徳川家広候補は「アベノミクスの唯一の成果は、大企業を儲けさせても、国民の暮らしは良くならないことを明らかにしたこと。年金や医療の制度改革だけでなく、医療・介護・福祉・教育の現場を支える人たちの労働環境・賃金を良くしてこそ、安心して暮らせ消費が拡大する。ボトムアップ経済への転換こそが必要だ」と訴えました。

 比例代表の市井紗耶香候補は「安心して使える病児保育の拡充や児童手当の引き上げなど、子育て世代の当事者が国会のなかで訴えなければなかなか変わらない。子育て真っ最中のなかで、今回大きな決断をして立候補した」と決意を述べました。

 比例代表の須藤元気候補は「やりたい政策は食の安全、マイクロプラスチックをはじめとする地球環境問題、『WE ARE ALL ONE』の精神に基づいた平和外交の3つ。どこまでやれるか、『元気があれば何でもできる』でがんばりたい」と訴えました。