立憲民主党、国民民主党、日本共産党、社会保障を立て直す国民会議(衆院会派)、社会民主党の野党5党会派の党首らは25日、国会内で会談し、内閣不信任決議案を提出することで一致しました(写真上は、会談後記者団の取材を受ける枝野代表ら)。

 会談後、記者団の取材に応じた枝野幸男代表は、「安倍政権のあまりにもひどい状況に対して、しっかりと野党5党派の姿勢を示すべきではないかということで各党ご賛同をいただいた」「内閣不信任案を出せば、それを大義に解散するという一部報道がある。そうなった場合には、安倍政権を倒すということで本気でしっかりと安倍政権に退陣を求めていく」と語りました。

 内閣不信任決議案は、昨日行われた幹事長・書記局会談で福山哲郎幹事長が提起し各党が持ち帰り協議していたもの。

 また、今回の会談では、参院選で32ある一人区すべてで一本化が行われ、自民党との一騎打ち構造を作ることができたことについて、枝野代表から各党にお礼を申し上げるとともに、「ここからがスタートということで、それぞれできる範囲の最大限の力を発揮して、自民党を倒していく」ことで一致しました。