19日午後、衆議院第2議員会館前で市民団体主催の5.19議員会館前行動が行われ、立憲民主党を代表して初鹿明博衆院議員が参加し連帯のあいさつを行いました。集会を主催したのは戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会と安倍9条改憲NO!市民委員会の2団体。2015年9月19日に参院で安保関連法案が強行可決された翌月から続けられている19日行動は、今回で44回目。主催者を代表して総がかり行動・共同代表の福山真却氏は当面の課題として、(1)憲法審査会に自民党改憲案を提示させない、(2)沖縄辺野古基地建設反対、(3)朝鮮半島の非核化と関係改善をあげ、その実現のためにも衆参ダブルも想定される夏の参院選で与党3分の2を許さず安倍政権を退陣に追い込む結果を出そう――と訴えました。
初鹿議員は「いま一番心配しているのがアメリカとイランの関係。トランプ大統領はイランとの合意を破棄し、空母をはじめとする艦隊を向けている。イラクの日本大使館は国外退避を呼び掛けている。何らかの行動がなされたら日本はどうするのか。戦争法案が適用され自衛隊が派遣されるかもしれない。トランプ大統領が来日した際、何をもとめられるのか、自動車関税の引き上げか、イラン行動への協力かもしれない。こうした状況を予算委員会でしっかり議論し政府の姿勢をたださなければならない。戦争法の適用やイラン派遣をとめるためには参院選で勝つことだ。解散総選挙をうけてたち、安倍政権を一緒に打倒しよう」と訴えました。