衆院憲法審査会で9日、国民投票に際したCM規制をめぐり、民放連への意見聴取がなされたことを受け、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」と「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」主催で、国会議員会館前行動が行われました。
はじめに、主催者代表・憲法共同センターの長尾ゆりさんが、「朝日新聞の世論調査で、『9条は変えない方がよい』が64%で、『変える方がよい』の28%を大きく上回った。国民が望まない改憲のために審査会を開く必要はない」とあいさつしました。
立憲民主党を代表してあいさつした本多平直政調筆頭副会長は、「国民投票法ができた際、民放連はCMの自主規制を行う前提だった。しかし10年以上経った今、民放連が自主規制を行う気がないことが明らかになり、国民投票法の前提が崩れた。これでは、憲法審査の中身の議論を始める段階ではない」と言葉を強めました。