2019年4月20日
「地方選挙後半戦は個人戦、候補者が全力で走ってくれている。立憲への期待をいただき票を上乗せしていけないだろうか」枝野代表
枝野幸男代表は統一地方選後半戦と衆院大阪12区・沖縄3区補選の投票日を明日に控えた20日午後、都内での遊説後、記者団の取材に応じました。質疑応答の要旨は以下のとおりです。
Q:統一地方選の後半戦、そして大阪と沖縄の補選も明日、投票日を迎えますが、現在の状況をみての受け止めを
地方選挙の後半戦は個人戦という側面がより強くなるのですが、それぞれの候補者が全力で走ってくれているところになんとか立憲への期待をいただいて、票を上乗せしていけないだろうかと。それがうまく行けば相当な結果が出せるのではないかと期待しています。
Q:補選についてはいかがでしょうか
それぞれの中心になっている皆さんが最後まで全力でやられていると思いますし、大阪においても沖縄においても立憲民主党を応援していただいている方には、やはり今の政権や補完勢力には議席を渡さないようにということの投票行動をしていただけると思っています。
Q:消費税率引き上げの延期もありうるとの認識を示していた萩生田幹事長代行(自民党)が昨日、「私個人の見解を申し上げた」と述べられました。このことについてはどうお考えになられますか
そんな軽率に発言をされるような方ではないというのは、みんな分かっていることだと思います。総理と意思疎通をした上でなければ、あんなことを発言するはずがないというのは、誰もが分かっていることだと思います。
Q:関連して、先日ラジオ番組で、衆院選小選挙区について、野党幹部での調整を呼びかけていこうとお話になりましたが、折しもその中で萩生田幹事長代行の発言があったわけですが、改めて今後の衆院選対策についてはどのように思っていますか
従来から、当面は参院の1人区でしたが、衆院もすべてが1人区ですから、自民党との一騎打ち構造をつくるということは申し上げてきたとおりです。私は衆院選挙が近いと思いましたので、呼びかけをして具体的なことをそろそろ始めていかなければいけないと思っていたのですが、私の読みが正しいのかなと、裏付けをしていただいたかなと思っています。
Q:昨日、自民党前衆院議員の保岡興治さんが亡くなられたと報道がありました。保岡さんも長年憲法論議の中で調査会や特別委員会など深く携わったと思うのですが、ご感想を
憲法をはじめとして、政策的な意見は違っていましたけれども、非常に温和なお人柄で、憲法は党派を超えてみんなで一致して進めていかなければならないと一貫して貫かれた。そうした意味では、意見・考え方は違いますが、大変信頼し尊敬する政治家・先輩であったと思っております。大変残念に思っていますし、ああいった方が国会にいらっしゃらないことが今の日本の憲法議論が混乱している最大の要因だなと思います。
Q:補選について、沖縄3区については各党幹部の皆さんが現地に入られて野党共闘の象徴のような形になっておりますが、参院選に向けてのここの位置づけ等についてはどうお考えでしょうか
よく、個別の選挙を次の選挙に向けての試金石とか、いろいろなことをおっしゃる方がいるのですが、それぞれの有権者の皆さんにとっては、それぞれの選挙が最大のテーマなので別の選挙との関連性を述べるべきではないと思っています。
Q:一昨日、野田佳彦前総理と会談なさったということですが、今回どういった点でお話があったのでしょうか
一昨日の夜、どなたと会っていたか私は何も申し上げていません。