統一地方選後半戦となる政令市以外の市長選・市議選、東京都の区長選・区議選が告示された14日昼、枝野幸男代表は第一声を静岡県三島市であげました。三島市から党公認で2期目を目指す、さとうひろふみ(佐藤寛文)候補もマイクを握りました。
さとう候補は市議会議員として4年間活動し、三島市の財政状況が非常に厳しいことを痛感したと語りました。財政状況をただすため一人で議場や委員会でも戦ってきた結果、仲間が増え現在は最大会派として活動していると報告。さらに税金は「皆さんの命と暮らしを守るためだけに使わなければならない」と語り、町なかが花で綺麗になったとか、多くの観光客が訪れたとか、他市町から評価を受けているが、水道料金の値上げや高齢者の祝い金削減など三島市に住む皆さんの暮らしは良くなっていないと訴えました。
現三島市長の豊岡氏が4年続けて自らのボーナスを上げたことにも触れ、「皆さんのサービスを低下させ、皆さんに負担を求めて、なぜ行政のトップが自ら4年間の給料を上げるのか、それは全く理解できない。だからこそ、豊岡市長の天敵だと言われ続けても、私は発言をやめません」と述べました。
「次の4年間三島市にとって非常に重要な4年間になります。どんなにこの町を花で着飾っても、どんなに観光客が増えても、この町に住む皆さんのお一人お一人の暮らし、そして明日が見えない、そんな町はいい町ではないんです。だから今こそ、この三島からまっとうな政治を佐藤が実現してまいります」と決意を述べ力強く訴えました。
枝野代表は、立憲民主党というと旧民主・民進というくくりをされるが、その経歴、負の部分も含めて、当然背負っているが、政党としてはゼロから作った新しい政党。我々の目指す草の根の民主主義を体現してきた方が立憲の旗に集り頑張ってくれていると語り、さとう候補もその1人であり、行政をチェックし厳しく住民の視点から指摘をしていく活動を積み重ねてきた立憲らしい候補者だと話しました。