2019年4月9日
【衆院本会議】金融機能早期健全化法改正案が審議入り 櫻井議員が質問
衆院本会議で9日、「金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律の一部を改正する法律案」の趣旨説明・質疑が行われ、立憲民主党・無所属フォーラムを代表して櫻井周議員が質問に立ちました。
本改正案における政府提出理由は、「金保険機構の金融機能早期健全化勘定に属する剰余金を活用するため、金融機能早期健全化業務の終了の日前における国庫納付について定めるとともに、金融機能早期健全化勘定から金融再生勘定への繰入れをすることができることとする必要がある」としています。
櫻井議員は、(1)早期健全化勘定の現状、利益剰余金と含み損益、繰り入れが今年度になった理由、資本増強の総括(2)一般会計繰入金の使途(3)金融再生勘定との関係、欠損処理の明朗化、株式保有の長期化によるリスク(4)法律制定経緯と結果、バブルの総括――などについて質問しました。
最後に、「時代は、平成から令和に変わろうとしています。平成はバブル崩壊の後始末の30年であったとも言えます。バブルは、その時点では調子がよくとも、その後の反動は大きく、国民生活へ多大なる悪影響が生じます。令和の時代には、平成の時代のようなバブル崩壊の後始末に負われるようなことにならないようにしなければなりません。後になって『悪夢』などと言われないようにすべきですが、『悪夢』の種は既にまかれてしまっている可能性」があると指摘し質問も終えました。