枝野幸男代表は26日、国会内で会見を開き、同日行われた役員会・常任幹事会を経て決定した「当面の活動方針」を発表しました。

【当面の活動方針】

1.野党第一党の責任として政権獲得に向けた準備を進めるため、代表を委員長として「政権構想委員会」を設置し、以下の活動を進める。
(1)全国で活躍するNPOや社会起業家の皆さんなどから、新しい社会像についてヒアリングを積み重ね、つながる本部を活用した「社会起業家とつながるラウンドテーブル(仮称)」を作る。
(2)党内外の友好関係にある総理経験者等から経験談などを伺い、政権運営に向けて準備すべきことを整理し、順次、具体的作業を進める。

2.政務調査会長を長として、政務調査会内に「経済政策調査会」を設置し、「政権構想委員会」と連携して、政権獲得に備えた立憲民主党としての経済政策を整理、充実させる具体的作業を進める。

3.代表代行を委員長として、総合選挙対策本部に「立憲ビジョン策定委員会」を立ち上げ、「政権構想委員会」と連携して、政権獲得も視野に入れた参議院選挙政策を取りまとめる。

4.統一地方選挙終了後、5月をメドに参議院一人区の候補者調整を進めることとし、各党会派に協力を求める。

5.参議院選挙の比例区は「立憲民主党」として戦うことを再確認し、20名以上を目標に擁立作業を急ぐ。

6.現在実施中の候補者公募を最大限に活用し、衆参同日選挙も視野に入れて衆議院選挙の公認候補者擁立作業を全国的に進める。(前回他党や無所属で立候補した方で、立憲民主党と政策理念等を共有する方を含む)