2019年2月22日
被害防ぐ仕組み作りへ ジェンダー平等推進本部が児童虐待とDVについてヒアリング
20日、党ジェンダー平等推進本部は、「家庭内における暴力への対応と課題について~千葉県野田市の事件から考えられる、新たな支援策など~」と題して、文教大学・臨床心理士の工藤宏子氏よりヒアリングを行いました。
昨今、増加しているのは精神的暴力であり、被害者は自由に考え、行動することができなくなるマインドコントロールに陥り、その結果、育児放棄、暴力を制止できない等の事態が起きていること、暴力そのものだけでなく、暴力によりできあがる夫婦間の支配関係、パワーコントロールに注意し、関連機関が認識、共有する必要がある等の説明があり、児童相談所にも婦人相談員を配置するなどの具体的な提案がありました。
同ジェンダー平等推進本部では、児童虐待とDVの関係に着目し、二度と野田市のような悲劇が起きないよう、被害を防ぐ仕組み作りの検討を進めています。