13日午前、東京都内でNTT労働組合の第24回中央委員会が開催され、枝野幸男代表が出席して連帯のあいさつをしました。
NTT労組の喜井広明中央執行委員長はあいさつの冒頭で春季生活闘争をめぐる視点として、「通常国会の論議」「国際社会の動向」「辺野古新基地建設への対応」を挙げ、春季生活闘争方針では月例賃金の2%引き上げを基本に有額回答にこだわり、何としても底上げを勝ち取ろうと訴えました。2、3月に中央本部と企業本部は団体交渉に全力を尽くし、総支部・分会は春闘行動に参加しつつ統一地方選挙に取り組み、春闘終了後はすべての組織と組合員が選挙闘争に傾注し、私たちの代表を国会に送ろうと呼びかけました。
来賓あいさつで枝野代表は「平成の次の時代に向けて私たちがしなければならないのは新しい社会像を示すこと。一人ひとりの暮らしが良くなることを通じて安心感が拡大し、社会全体が良くなるよう大きく政策の舵を切ることだ。昭和の時代に通じたアプローチはもう通用しない。(未開拓市場の)ブルーオーシャンにアプローチしていく」と述べ、政策転換の年となる今年、吉川さおりさんがこれからも国会で活躍できるように立憲民主党代表として全力を尽くすと決意を語りました。NTT労組が応援する参院選、地方選の候補者の奮闘と当選、春季生活闘争の成果を祈念すると述べました。
組織内・準組織内の5名の衆参両院の国会議員が登壇あいさつし、改選を迎える吉川さおり参院議員は「安倍政権になって民主主義の底が抜け、立法・行政において数がすべての運営が続いている。こうした現状を4月の統一地方選と7月の参院選で変えていきたい」旨決意を語りました。