31日昼、東京都内で情報産業労働組合連合会(情報労連)の第49回中央委員会が開催され、福山哲郎幹事長が出席して連帯のあいさつを行いました。

 情報労連の野田三七生委員長はあいさつで2019春季生活闘争、政治課題、憲法に関する検討状況について触れ、春季生活闘争では特にSDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標の略称)につながる労使の取り組みを強調しました。政治課題についての取り組みでは、立憲民主、国民民主両党の候補予定者を抱える応援団として、国会での野党連携と地方選・参院選での切磋琢磨による党勢拡大を期待するとともに、巨大与党に対峙(たいじ)するための連携や調整を求めたいと述べ、全推薦議員の必勝に向けて全力投球しようと訴えました。

 福山幹事長は立憲民主党結党以来の支援にお礼を述べ、選挙で示された市民の皆さんの声に誠実に応える責任があると語るとともに、野党5党1会派の党首会談で合意された一人区での一本化を実現するために全力で努力すると表明。吉川さおりさんの勝利に向けて中央委員会の成功を祈念し、一緒に全力で取り組みたいと決意を述べました。

 組織内議員としてあいさつに立った石橋通宏参院議員は「杜撰(ずさん)な統計が一人ひとりの暮らしにどれだけ悪影響を与えたか、厚生労働省は全く責任を感じていない。来週の予算委員会で働く人の立場を代表して政府の姿勢を正していく」と国会情勢を報告しました。次期参院選で改選を迎える吉川さおり議員は「一番の問題は国会審議をはじめとする民主主義の基盤が崩されようとしていること。その回復を図るために皆さんのお支えをいただきながら参院選に全力を尽くしていく」と決意を語りました。