枝野幸男代表は7日午後、連合が東京都内で開いた新年交歓会に出席し、各党、各界の代表者らと登壇して鏡割りを行い、参加者一同と乾杯しました。
交歓会でははじめに、連合の神津里季生会長が主催者あいさつに立ち、「2019年は天皇陛下の退位と新天皇の即位に加え、国際労働機関(ILO)の創設100周年、日本で初めての主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)開催、連合結成30周年など節目の年だ。G20労働・雇用大臣会合も開催され、ホスト国としての役割を発揮したい」「残業にルールがあることを多くの人に知ってもらうためのキャンペーン『Action!36』と銘打つ運動の1つとして今年から3月6日を『36協定の日』※とするべく日本記念日協会に登録申請した。長時間労働の是正、過労死、過労自死撲滅に向け取り組んでいく」「結成30周年に当たり連合が目指す『働くことを軸とする安心社会』を堅持しながら『持続可能性』『包摂性』『誰一人取り残されることのない社会』といったキーワードをもとにさらに深堀りした新たなビジョンを組織内で議論をしている」「統一地方選挙と参院選挙で一人でも多くの有権者が政治の今後に期待をして投票所に足を運ぶよう、その環境整備に向け汗をかいていく。サラリーマン・ウーマンから参院選比例代表候補予定者になっている自分たちの仲間を国会に送りたい」との旨述べました。
※36協定:労働基準法36条に基づく労使協定で、会社が法定労働時間(1日8時間、週40時間)を超えた時間外労働を命じる場合、必要となる。