2018年12月3日
【栃木】「立憲とちぎパーティー2018」トークショーに海江田最高顧問、福山幹事長が参加
海江田万里最高顧問と福山哲郎幹事長は2日、栃木県連合主催の「立憲とちぎパーティ2018―『ボトムアップの春』そして『立憲の夏』に向かって―」トークショーに参加、コーディネーターは同県連が次期参院選挙の公認内定を決定した加藤千穂さんが務めました。トークショーには約500人が参加、県連代表の福田昭夫衆院議員など県連役員や次期統一地方選挙の公認予定候補を含め活発な意見交換をしました。
枝野幸男代表からのビデオメッセージ上映後、福田県連代表の「国民の皆さんとしっかりと議論し意見を交わし意見を吸い上げ、一人ひとりが幸せに暮らせる日を目指して頑張りたい。今日は皆さんとコミュニケーションを深めたい」のとあいさつで始まった会は、加藤さんがテーマを設定し海江田、福山両議員に問いかけた後、会場の参加者と意見交換をしました。
加藤さんは冒頭、「民主主義は参加することであり発言すること。問題意識を共有し、声に応える参加型のトークショーにしたい」とあいさつした後、結党1年の成果と課題について問いかけました。
福山幹事長は結党時を振り返り、「有権者の皆さんに救っていただいたと思っている。栃木県では立憲民主党は17万あまりの票を頂いた。『立憲がんばれ』の声をいただいた。雨の中1万人が集まった新宿、多くの市民グループとのつながり、自治体議員選挙では多くの新人の皆さんを当選させていただいた。全国にいるパートナーの皆さんと、今ようやく37の都道府県連ができ、地方議員が500人を超えるまでとなった。その中でも栃木県連は伸びしろをたくさん持っている県連だ。皆さんから今の政治はおかしいという声を上げていただき、お力を頂く戦いが4月と7月にやってくる。今回、加藤千穂さんが栃木でやりたいという思いを伝えてくれた。どうかこの1人区の栃木県では何としても支援いただきたい」と訴えました。
海江田最高顧問は、会社を辞めて父母の介護に取り組んだ、いわゆる「介護離職」を経験してきた兄弟の話や、保育園に行けないから働くことができないという人々の存在、保育士さんがいないから保育園の側が受け入れることができないという例に触れながら、そのようなこと一つひとつに手を差し伸べていく政治でなくてはならないと訴えました。
会場からは「70歳になって初めて憲法をきちんと勉強した。学校ではあまり教えられてこなかった」と、憲法教育のあり方について質問が投げかけられ、福山幹事長は「安倍政権では憲法改正することが自己目的化している。学校教育のあり方は非常に難しいが機運を盛り上げることが大事だ」などと応じました。
当日は、この日新たに発表された県連のキャラクターが全体の議事進行を行いました。会場での参加者へのアンケートの結果。名前が「立憲とっぴー」に決まり、今後の県連活動でも活躍していくこととなりました。