21日午後、日本の領土を守るため行動する議員連盟および竹島・北方領土返還要求運動島根県民会議が主催して、「竹島問題の早期解決を求める東京集会」が憲政記念館で開催され、約400名が出席しました。

 主催者のあいさつでは、竹島に上陸した韓国国会議員に対して公開質問状を出していることを紹介。同質問状には、日韓のわだかまりを解消するためにも日韓の国会議員で問題点を話し合うことのできる連絡機関を設定する提案も含まれています。

 立憲民主党からは島根県選出の亀井亜紀子衆院議員が登壇し、国としてするべきことは、国外に向けての対外的情報発信、国内に向けては歴史的背景の教育だと、あいさつしました。さらに「今国会では、70年ぶりの漁業法の大改正がある。従来の通り、皆さまが浜を守り、海を守り、領土を守れるように、農林水産委員会の立場からも頑張っていきたい」と述べました。

 結びに、歴史的事実の客観的な調査研究を行うための国の研究機関の設置、国際司法裁判所への提訴などを含む「竹島問題の早期解決を求める特別決議」が採択されました。