枝野代表は12日午後、中国共産党中央対外連絡部(中連部)の宋濤部長らと懇談しました。

 宋部長は、昔からの友人も多く、また民主・民進が大事にしてきた日中関係を継いでいる立憲民主党と2党間交流をしっかりと進めていきたいと伝え、枝野代表は、大変近い国であり重要な国である中国の共産党と交流を深めていきたいと応えました。

 また枝野代表は、立憲民主党は新しい政党で若いメンバーも多く、そうした若いメンバーが交流していくことで2国間、またアジアの平和と発展に繋がっていくと話しました。

 これに対し宋部長からは、国内の貧困問題等に取り組んでおり、日中の交流を通じてこうした問題の解決にも取り組んでいきたい。また立憲民主党が憲法の平和精神を大事にしているということを理解しており、そのことが非常に重要な道で、2党間交流が中日関係をより深めていく。こうした党同士の交流が、民間の交流、両国民の交流、日中間の関係改善に繋がっていくだろうと話がありました。

 さらに宋部長の訪中の誘いに対し枝野代表は、早い時期に訪中したい意向を示し、歴史を正面から直視し関係を展開していくことが日中関係のさらなる発展に繋がると述べました。訪中の際には北京のほか、西安のような3000年の長い歴史を感じることができる訪問にしたいと語りました。

 懇談には、枝野代表のほか、海江田万里最高顧問、近藤昭一副代表、本多平直筆頭副幹事長が同席しました。

宋部長から枝野代表に贈られた「以和為貴」の書