5日午後、全国建設労働組合総連合(全建総連)の「賃金・単価引き上げ、予算要求中央総決起大会」が、日比谷野外音楽堂で開催され、党の建設技能者の育成を支援する議員連盟を代表して議連事務局長の斎藤嘉隆参院議員があいさつしました。

 雨にもかかわらず、全国から約4,000名が参加する中、主催者代表の吉田三男委員長は、「仕事と暮らしを守り、若者が育つ建設業になるために、賃金・単価の引き上げ、法定福利費の確保、建設補助金の現行水準確保などが重要。アスベスト被害者の全面救済と被害根絶も急務」と発言しました。

 それにつづき斎藤議員は「建設産業に従事する方が、97年から現在で700万人から400万人台に減っている。しかも30歳未満は10人にひとり。賃金が下がる一方で大手ゼネコンは史上最大の利益を上げている。この状態を政治的に解決する必要がある」と述べました。

 立憲民主党からは他に、吉川沙織参院議員、松田功衆院議員、および辻元清美衆院議員と横光克彦衆院議員の秘書が出席しました。