立憲民主、国民民主、無所属の会、共産、自由、社民の野党5党1会派の国会対策委員長は16日、国会内で会談。(1)財務省の改ざん前の文書の18日までの提出(2)政府の働き方関連法案に関し、厚生労働委員会での十分な審議(3)同日審議入りしたTPPに関し十分な審議――等を確認しました。

 辻元国対委員長は会談後、働き方関連法案では特に、同日の委員会が委員長の職権で立てられたことを問題視。データに不備があったことが明らかになったことを受け、審議を尽くす必要があると強調。与党側から来週にも採決をという話があることには「言語道断。安易な審議は容認できない。」と断じました。

 また、この間の自民党の対応について、「自民党は政府の御用聞きではない。下請け機関に成り下がるのかということを問いたい」と述べました。

 同日の参院本会議で「政治分野男女共同参画法」(クオータ法)が成立することには、「久々に国会のなかでいいニュース。男女平等を政治の場でも実現していく一歩が切り開かれた」と述べました。