立憲民主党は8日昼、両院議員総会を開催。参院での無所属議員との共同会派結成や、組織委員会の設置および同委員長に佐々木隆博衆院議員の就任を承認しました。

 枝野幸男代表は、立憲民主党の理念、政策に賛同して新たに11人の国会議員から入党届が提出されたこと、また入党はしないが参院で立憲民主党と共同会派を組みたいとの申し入れがあったことを報告。その上で、党規約で両院議員総会での承認事項となっている共同会派の結成と組織委員会の設置を提案したいと総会開催の趣旨を説明しました。

 続いて福山哲郎幹事長は、参院の無所属議員6名から「民友会」の名称で共同会派を結成したいとの提案があったと説明。会議ではこれを承認し、参院では共同会派「立憲民主党・民友会」としてスタートしていくことになりました。

 これに関連し、参院の共同会派では、(1)役員構成は代表の承認を受けて決定すること(2)法案の賛否等意思決定については、立憲民主党の政務調査会の会議などに加わってもらった上で決めていくこと――を報告、確認しました。

 枝野代表からは、組織委員会の設置とともに、同委員長には佐々木衆院議員の就任を提案。これについても拍手をもって承認されました。

 佐々木議員は、「党を大きくするためには、地方組織がしっかりしなければ始まらない。地方組織をしっかり作っていく役割とともに、選挙対策委員会や幹事長部局などと連携して立憲民主党を大きくするために全力で頑張っていく」とあいさつしました。

 国会議員の入党については、同日午後の常任幹事会で正式に承認される見込みです。