立憲民主、民進、希望、共産、自由、社民の野党6党の国会対策委員長は25日午前、国会内で会談。国会審議ができる環境の前提として野党側が求めている、麻生財務大臣の辞任や柳瀬元総理秘書官の証人喚問など4項目について、引き続き与党に求めていくことを確認しました。
会談後に記者団の取材に応じた辻元清美国対委員長は、自民党の森山国対委員長が「国会は異常事態」だと発言してことに触れ、「国会が異常事態だという認識がずれている。異常事態なのは財務省と安倍政権だ。政府・与党が財務省、安倍政権の異常事態を正常な状態にリセットすることが審議の促進につながる」と指摘。正常な状態へのリセットについては、「国民が納得するけじめ、決着をつけること。誰が責任を取るかだ」と述べ、政府・与党の真摯(しんし)な対応を求めました。