立憲民主党のつながる本部(本部長・枝野幸男)は15日、国会内でSDGsに関するキックオフ懇談会を開催しました。

 今回は「国内外における貧困」と「サプライチェーン」に焦点を絞り、各分野で活躍する市民団体・NGOなどから(1)SDGsの現状と課題、(2)国内外の「貧困・格差」の課題に関する提起、(3)地球環境問題と持続可能性について、(4)ビジネスと人権、責任あるサプライチェーンについて――の説明を受け、その後参加者らと意見交換を行いました。

 SDGsとは、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」の略称で、2015年9月の国連サミットで採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2016年から2030年までの国際目標のことです。2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、「誰一人として取り残さない(leave no one behind)」という理念のもと、持続可能な世界を実現するための17の目標と169のターゲットから構成されています。

 説明や提起をいただいた団体、出席いただいた団体等ついては、以下のとおりです。

【説明・提起】
○SDGsの現状と課題
 SDGs市民社会ネットワーク 専務理事・事務局長 稲場雅紀氏

○「貧困・格差」の課題に関する提起
▼国内の貧困の課題について
 自立生活サポートセンター・もやい 理事長 大西連氏
▼海外の貧困の課題について
 ハンガー・フリー・ワールド 海外事業マネージャー 米良彰子氏

○「持続可能性」の課題に関する提起
▼地球環境問題と持続可能性について
 気候ネットワーク 東京事務所長 桃井貴子氏
▼ビジネスと人権、責任あるサプライチェーンについて
 ヒューマン・ライツ・ウォッチ 日本代表 土井香苗氏

【出席団体】
AAR Japan(難民を助ける会)
JYPS(Japan Youth Platform for Sustainability)
SDGs活動支援センター
SDGs市民社会ネットワーク
気候ネットワーク
グリーンピース・ジャパン
グローバル連帯税フォーラム
国際人権規約完全実施促進連絡会議
国境なき医師団
自立生活サポートセンター・もやい
シェア=国際保健協力市民の会
ジョイセフ(JOICFP)
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
日本NPOセンター
ハンガー・フリー・ワールド
ヒューマン・ライツ・ウォッチ
マラリア・ノーモア・ジャパン
みんなのSDGs(国立国際医療研究センター)
(順不同)