佐々木隆博副代表は19日、「安倍9条改憲NO! 森友・加計疑惑徹底追及! 戦争煽るな! 安倍内閣退陣! 2・19国会議員会館前行動」に参加。森友学園問題や働き方改革関連法案をめぐる国会審議の状況を報告し、「まっとうな政治、まっとうな世の中をつくるために一緒にがんばっていこう」と呼びかけました。

 佐々木副代表は、学校法人「森友学園」への国有地払い下げ問題について、財務省が提出した学園側との交渉内容が含まれる文書に加え、音声データをめぐる新たな疑惑も出ていると指摘。「佐川国税庁長官は分かっていながらわれわれに嘘をついてきたことになる。長官には国会に出てきてもらわなければならない。出てこないのなら辞めてもらわないといけない。まっとうな政治、まっとうな世の中をつくるために一緒にがんばっていこう」と呼びかけました。

 働き方関連法案に盛り込む裁量労働制めぐっては、厚生労働省が質問の仕方が違う調査を比較していたことを認めたことを受け、「嘘のデータで議論をし、そのことを分かっていながら答弁をするということでは労働者はたまったものでない。そもそも労働法制を強化させるものと、緩和させるものと、8本もの法律を十把ひとからげに論議していること自体国民をばかにしている。この法律そのものを撤回させなければいけない」などと訴えました。

 同日の国会前行動は、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション実行委員会」と「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の共催で開催されたもの。安保法制が強硬採決された2016年9月19日にちなんで、毎月19日に国会周辺や各地で街頭演説などが行われています。